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Vol.8 空の不思議

​皆さん、こんにちは!

t-Live岐阜校塾長の大田です。
第8回目のブログです!

最近は、曇ったり雨降ったり、さすが梅雨といった空模様が多くなってきましたね。

私は晴れた日がもちろん好きですが、雨の日でも部屋の外から聴こえる雨音が心地いいな♬と感じることがありますし、あと、雪☃️もどこか風情がある気がして好きなんです!

では、皆さんにここで気象に関するクイズ!
下の〇〇に当てはまる言葉を考えてみてください!

・〇〇〇〇の冬型の気圧配置

どうですか?!

答えは…

 

 

〇〇〇〇=西高東低
が正解となります。
これは気象に関するクイズですが、大学受験の『地理』で出ることがありますし、気象予報士試験(合格率5%の難関です)などでも当たり前のようにバンバン出題されます。

では、そもそもこの西高東低って何を意味しているんでしょうか?

これは、西が高気圧、東が低気圧になる気圧配置のことを意味します。

この西高東低の冬型の気圧配置が強まると寒くなり、日本海側は大雪となり、瀬戸内海側と太平洋側では降水量が少なく乾燥します。

では、まず西高東低の気圧配置だとどうして寒くなるのでしょうか?

シベリアや中国東北部の広大な地域では冬になると-30~-40度くらいまで気温が下がります。
日本の西側で発生した冷たい空気は上空からどんどんと降りてきます。この、どんどん降りてくる冷たい空気の流れが強い高気圧を作る原因です。

一方、日本の東側では北極の冷たい空気と赤道からの暖かい空気が出会い低気圧が発生します。低気圧は、冷たい空気と暖かい空気を混ぜて丁度いい温度にしようと働く為、強力になっていきます。

風は高気圧から低気圧へ流れる性質があるので、さきほど述べた通り強力な高気圧→強力な低気圧へと一気に冷たい空気が流れて行くので日本は寒くなる訳です。

次に、なぜ日本海側が大雪になるのでしょうか?
これは、西からの冷たい空気が日本海の水分をたくさん吸収して湿った北西季節風となり、日本海側と太平洋側を隔てる山脈にぶつかることで、日本海側では空気に含まれていた水分が雲を発生させ雪や雨(殆ど雪)を降らせるのです。
その時、太平洋側はどうなるかというと、日本海側で水分を落とした空気は山脈を越えた後、からっ風となる為、乾燥した晴れの日が多くなります。
冬場に、太平洋側で乾燥注意報が多く出るのはその為です。

ちなみに、『西高東低』の他に、
『等圧線の間隔が非常に狭く縦縞模様』
という言葉が出てきても冬型の気圧配置の特徴を意味していることが多いです。

これは大学入試で狙われる可能性があります。受験生は『西高東低』→冬型の気圧配置、は分かっていても仕組みまでは分かってないハズ、じゃあ…ということでさきほど述べたように、フレーズを変えて出題されるかもしれません!

なんで私が天気に少しばかり詳しいかというと、昔から気象予報図を見ることが好きで気象に興味があったからなんです!
なので、今でも気象予報図を見せてもらえれば翌日の天気・風向きは大体当てることが出来ます♬
台風と重なる梅雨シーズンが1番当てづらいですが…

「うーんとね、この気象予報図からすると、明日の天気は、風向きは南東の風やや強くて晴れのち一時雨だよ」みたいな感覚で当てます!

もし気象に興味のある読者の皆さんで、翌日の天気を当ててみて欲しいという方がいらっしゃいましたら、気象予報図だけを持ってお気軽にt-Live岐阜校までお越し下さい!笑

 

気象に興味がある皆さんにオススメの本をご紹介します!
それは、

東京大学出版会が出している『一般気象学』(小倉義光著)

という本です。少し難解なことも書かれていますが、気象に関することはほぼこの本で解決します。私は一度この本を通読し気象に関する知識を一通りストックしました!

最後に、気象学が学べる主な大学を挙げておきます。

・北海道大学理学部地球惑星科学科
・東京大学理学部地球惑星物理学科、地球惑星環境学科
・慶應義塾大学環境情報学部
・横浜国立大学教育学部気象学研究室
・名古屋大学理学部地球惑星科学科
・岐阜大学工学部社会基盤工学科
・京都大学理学部理学科
・九州大学理学部地球惑星科学科

それでは次回もお楽しみに♬

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